【番外編追加中】紳士な副社長は意地悪でキス魔
もう一度、ちゅ。
今度はすぐに離して彼女の顔をうかがう。

咲希さんは顔を真っ赤にして、すぐに目をそらした。オレは顔を反対に傾けてもう一度キスをした。

かわいい。
かわいい。
かわいい。

甘い、甘い、甘い!

く、くーっ!!!
たまんない、このキス!

あ、でも。

ホントは2回目なんだ。
ふくふくと膨らんでいく罪悪感。ごめん。

そんなことを思ったとき、咲希さんの唇がわずかに開いた。

え……?
この展開、ひょっとして。
大人なキス?

オレは唇を離した。


「だ、だめでございます! ここここ、こんな破廉恥なキス、咲希さまには似合いません!!」
「唐澤さん……?」
「いえ、こ、こういうものは順序を踏んでですね、ちゃんと時間をおいて」
「破廉恥でもいいです。私、唐澤さんと……」
「だ、ダメでございます! 咲希さまとディープキスなどもったいなくて……私めのために準備期間を設けてはいただけませんか?」

< 235 / 237 >

この作品をシェア

pagetop