チェンジ! ~僕に恋して君を愛する~
それから俺たちは、岡崎医院に行った。医院の隣にそびえ立つ俺の実家を、時子さんは「わぁ」と言いながら見ている。
「あなた、本当に帰らなくてもいいの?」
「いいんだって。俺は公的には死亡してるんだ。この姿で会いに行っても、あの人たちは信じないよ」
俺は両親や弟に会いに来たんじゃない。岡崎医院を見に来ただけだ。
その岡崎医院の外観は、全然変わっていなかった。
出入口を入ってすぐのところに、医者名前と担当科が書かれた一覧ボードが壁に貼ってある。そこを見ると、父はいまだに院長で、弟は外科に在籍していた。
雰囲気も変ったような、変わってないような・・・少なくとも俺の死後、悲しみに包まれている感じはないし、喪に服している様子も感じられない。まぁそれはそうだろう。俺が「死亡」して、もう7ヶ月経ったんだ。普通の生活に戻っているのが当たり前だよな。
そういうもんだ。俺がいなくなっても、岡崎医院は成り立つ。
満足した俺は、時子さんと一緒に医院を出た。
「あなた、本当に帰らなくてもいいの?」
「いいんだって。俺は公的には死亡してるんだ。この姿で会いに行っても、あの人たちは信じないよ」
俺は両親や弟に会いに来たんじゃない。岡崎医院を見に来ただけだ。
その岡崎医院の外観は、全然変わっていなかった。
出入口を入ってすぐのところに、医者名前と担当科が書かれた一覧ボードが壁に貼ってある。そこを見ると、父はいまだに院長で、弟は外科に在籍していた。
雰囲気も変ったような、変わってないような・・・少なくとも俺の死後、悲しみに包まれている感じはないし、喪に服している様子も感じられない。まぁそれはそうだろう。俺が「死亡」して、もう7ヶ月経ったんだ。普通の生活に戻っているのが当たり前だよな。
そういうもんだ。俺がいなくなっても、岡崎医院は成り立つ。
満足した俺は、時子さんと一緒に医院を出た。