チェンジ! ~僕に恋して君を愛する~
「あの・・今って本当に3月なんです、いや、3月なの?か?」
「何言ってんのよさっきから。それで逃げてるつもり?」
「いやいや!そういうんじゃなくって。えぇっと・・ほら。飛行機の墜落事故があったじゃないか。釧路発羽田行の飛行機で」
「ああ、あれ。あれは本当に痛ましい事故だったわね。乗客、乗員126名全員死亡で・・・でもあの事故が起こったのは、1月だったでしょ」
「いつの?」
「いつって、今年のに決まってるじゃない。年明け早々の墜落事故って、かなり騒がれたでしょう?・・・あなた大丈夫?」
「うん!全然大丈夫大丈夫!それより、たまき・・は」

あぁ、たまきという子が男か女か。いくつなのか。
そしてどういう字を書くのかすら分からない!
一応外見上は「たまき」の親だというのに。
でも、同居してても会ったことないし。僕は。
だから・・・しょうがないとしか言いようがないんだけど・・・妙に責任感じてしまってやっぱり情けないと思うと同時に、次から次へと出てくる事実に、正直言って、もう勘弁してほしい!と思っていた。

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