幼なじみが好きでしょうがない
「ひゃっ…!」
気づけば私の上に大雅がいた。
ちょっ、なにやってんの。
でっでも、手を抑えられてて動けない~!
「た、大雅っ、やめて!」
必死にもがいてるけど、大雅は私の上からどいてくれない。
ほ、本気!?
なにやってんの、!?
---- チュッ
大雅は私に軽いキスをした。
ああっ。
「まっ、またっ!?何でこんなことするのっ」
好きでもないくせに…。
「隙だらけなんだよ。お前は」
と、言って、ベッドから降りた。
「気をつけろよ」
あぁぁぁあああああああ!!!!
また、キスされた……。
もうっ、大雅のばか!!!!!!!
最低……。
私は、大雅のこと好きなのに…。
なんなの!!?
でも、なんで?
嫌な奴って思うのに
もう嫌いって言いたいのに
なんでこんなに胸が高鳴るんだろう。
なんでこんなにあいつのことが好きなんだろう。