幼なじみが好きでしょうがない
やっぱり、この水着可愛い…。
大雅に見せるの恥ずかしいよ…。
あーーー!
なんか、今の時点で緊張するんだけど。
おかしいよね。(笑)
私は、その水着を着て、試着室のカーテンを開けた。
「どう…です…「可愛い!!!」
私の言葉を遮って、りりはそう叫んだ。
ちょっ、声大きいよ!!馬鹿!
「これ見たら、大雅くん、鼻血でるよ!」
それは、ない。
でも、ああ見えて、お風呂でのぼせて、鼻血出して倒れてたことあるの。
あの、大雅がだよ?
想像すると笑えてくるよね。
いやいや、そんなことどうでもよくて。
「私、これにする。」
そう言って、私たちは、それぞれが持っていた、水着と、
日焼け防止用、体型隠す用の、可愛いパーカーを買った。
私にとっては、必需品。
へへへ。