俺様社長はウブな許婚を愛しすぎる
灯里ちゃん夫妻といい、田中さんといい……。そんなに私が和臣さんと結婚することは不思議なことなのかな。
たしかに、いやかなり個性的な人だけれど、和臣さんは決して悪い人ではない。むしろ良いところがたくさんある。
だからこそ灯里ちゃんもなんだかんだ言いつつ、和臣さんのことが大好きなのが見て伝わってくるし、田中さんだって毒を吐きながらもずっと彼の下で働いているのには、それだけの理由があるはずだ。
なのに田中さんはいつになく真剣な面持ちで私を見据えた。
「大川さん……。私は代表とは長い付き合いです。だからこそ言わせていただきます」
「な、なんでしょうか……!」
緊張がはしり、手にしていた珈琲カップを持つ手の力が自然と強まる。
「経営者として私は代表をとても尊敬しております。それに彼の人間性も不本意ながら好きです。しかし家族として彼のそばに毎日いるところを想像しましと……悪寒がはしります」
お、……悪寒!?
たしかに、いやかなり個性的な人だけれど、和臣さんは決して悪い人ではない。むしろ良いところがたくさんある。
だからこそ灯里ちゃんもなんだかんだ言いつつ、和臣さんのことが大好きなのが見て伝わってくるし、田中さんだって毒を吐きながらもずっと彼の下で働いているのには、それだけの理由があるはずだ。
なのに田中さんはいつになく真剣な面持ちで私を見据えた。
「大川さん……。私は代表とは長い付き合いです。だからこそ言わせていただきます」
「な、なんでしょうか……!」
緊張がはしり、手にしていた珈琲カップを持つ手の力が自然と強まる。
「経営者として私は代表をとても尊敬しております。それに彼の人間性も不本意ながら好きです。しかし家族として彼のそばに毎日いるところを想像しましと……悪寒がはしります」
お、……悪寒!?