俺様社長はウブな許婚を愛しすぎる
そう思い、やってきたのは以前から気になっていたオープンカフェ。
早めに到着し、どうにか席を確保できたものの、あっという間に満席になった。
OLやビジネスマンが多く、相席をしている人たちもいる。その様子を眺めていると、声を掛けられた。
「すみません、席がなくて。……ご一緒してもよろしいでしょうか?」
「あ、はい」
もちろん了承し、慌ててトレーを自分の方へ引き寄せた。
「ありがとうございます」
相手は男性。これはちょっぴり気まずい。でも早く食べて仕事に戻りたいのかもしれない。
そう思うと拒否することは出来なかった。
相手を見ることなく黙々と食べ進めていると、なぜか感じる視線。
もちろんその相手は目の前に座るこの男性。トレーに乗せられているベーグルサンドや珈琲に手を伸ばす気配もない。
居たたまれなくなり「あの……」と声を掛け顔を上げた瞬間、男性と視線がかち合う。
あれ……。この人ってもしかして……。
まじまじと男性を見つめてしまう。それは男性も同じ。私の顔を食い入るように眺めている。
早めに到着し、どうにか席を確保できたものの、あっという間に満席になった。
OLやビジネスマンが多く、相席をしている人たちもいる。その様子を眺めていると、声を掛けられた。
「すみません、席がなくて。……ご一緒してもよろしいでしょうか?」
「あ、はい」
もちろん了承し、慌ててトレーを自分の方へ引き寄せた。
「ありがとうございます」
相手は男性。これはちょっぴり気まずい。でも早く食べて仕事に戻りたいのかもしれない。
そう思うと拒否することは出来なかった。
相手を見ることなく黙々と食べ進めていると、なぜか感じる視線。
もちろんその相手は目の前に座るこの男性。トレーに乗せられているベーグルサンドや珈琲に手を伸ばす気配もない。
居たたまれなくなり「あの……」と声を掛け顔を上げた瞬間、男性と視線がかち合う。
あれ……。この人ってもしかして……。
まじまじと男性を見つめてしまう。それは男性も同じ。私の顔を食い入るように眺めている。