和泉くんの考えてることはわからない。
「きゃー!2年頑張れーっ!」
「いけー3年!2年に負けんなー!」
決勝戦は、それはもう接戦だった。
相手は3年生ということもあって、クラスを問わずの大声援。
2年3組対3年5組…というよりは、2年対3年というくくりの対決と言っても過言ではないほどで。
「真!頑張れー!」
私はといえば、隣で早苗が大原くんの応援をしているのを聞きながら、和泉くんをひたすら目で追っていた。
先陣をきっているのはやはりチームエースの大原くん。
けど、必ずその近くにはアシストとして和泉くんが走っている。