和泉くんの考えてることはわからない。




「……はぁ…っ」



試合中には一滴も出なかった汗が、今になって吹き出て来た。




……とりあえず、校舎に入らないと。



そんな考えが過ぎるも、足がいうことを聞いてくれない。




何とか校舎の壁際までは来れたものの、私はそこで力尽きて座り込んでしまった。



まだ、玄関の方までは距離がある。



でも幸いなことにこの位置は日陰になっていて、少し涼しい。


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