天然お姫様は最強総長様!


これはカナ達に協力してもらうんだ!


で、最後の激辛サプライズは、機嫌直してってことでオリジナルケーキをりょーにあげるんだけど、そのケーキがめっちゃ辛いっていう事!


りょー以外には食べさせないように頑張らなきゃ!


「ふふっ……楽しみだなぁ……!」


あ、でも今日は下っ端に紹介だから駄目か。


……違う日にしよ。


その日まで隠しきれるかなぁ?


ヤバイ。ワクワクが止まらない!!


りょー、覚悟しててね?







「おい、何してんだよ。行くぞ。」


りょーが鞄を持ちながらこっちを見ている。


「へっ……もう!?」


「……もうって、何言ってんだよ?皆居ねぇぞ?」


その言葉を聞いて教室内をぐるっと見渡す。


私達以外は居ない教室内はただガラーンとしていた。


「本当だぁ!誰も居ないじゃん。」


「だからさっき言っただろ。」


冷めた目で見られて呆れた感じで言われたけど無視。

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