“あなたを愛しています”





真っ赤な顔で動揺する私に、



「どうしても花奈ちゃんに会いたいって彼が……」



真っ赤な顔で由希さんが言う。

そして、変人がもじもじしながら言った。




「おしかけてごめんなさぃ。

花奈ちゃん、絶対に電話くれないと思ったから……」





はっ……花奈ちゃん!!?

この人、いつからこうも馴れ馴れしく呼び始めたんだ!?

いつ名前を知られてしまったんだ!?

私はこの人のこと、変人ということしか知らないのに!!



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