銀髪の王太子は訳あり令嬢に愛を乞う ー 今宵、お前を必ず奪い返す
「もうどこにも行かせない。コンラッド男爵の元にも」
「でも……コンラッド男爵にはお礼を言いに戻ら……⁉︎」
反論しようとする彼女の唇を塞ぎ、快感に身を委ねた。
「お前は俺の女だ」
彼女に言い聞かせるように言って、その身体を抱く。
飽くなき欲望と独占欲。
これほど人を欲したことはない。
時間なんか忘れた。
ただ彼女とひとつになりたかった。
☆
セシルを抱き締めうとうととしていたら、小さなノックの音がして、ゴードンが入って来た。
「起きているか?」
声を潜めるゴードン。
だが、その声は少し緊張している。
ついに来たか?
「ああ」と返事をしてセシルの身体にそっと毛布をかける。
「でも……コンラッド男爵にはお礼を言いに戻ら……⁉︎」
反論しようとする彼女の唇を塞ぎ、快感に身を委ねた。
「お前は俺の女だ」
彼女に言い聞かせるように言って、その身体を抱く。
飽くなき欲望と独占欲。
これほど人を欲したことはない。
時間なんか忘れた。
ただ彼女とひとつになりたかった。
☆
セシルを抱き締めうとうととしていたら、小さなノックの音がして、ゴードンが入って来た。
「起きているか?」
声を潜めるゴードン。
だが、その声は少し緊張している。
ついに来たか?
「ああ」と返事をしてセシルの身体にそっと毛布をかける。