オオカミ副社長は蜜月の契りを交わしたい
「ゆっくりじゃだめですか?」
「え?」
「結婚はさすがに早いですけどその……お互いの事をもっといるためにお付き合いからじゃだめですか?」
自分でも驚いてる。
あんなにアプローチされても拒んでいたのに……里香子の言うとおり副社長は私の失恋の特効薬なのかもしれないと思った。
すると副社長の顔がほんのりと赤くなるのが分かった。
もしかして照れてるの?
出会ったときから思っていたけど俺様だったかと思えば照れたり、かと思えばドキッとするような言葉をさらっと言っちゃったり……そのギャップに私はさっきからドキドキしっぱなしだ。
「まだ時間いいだろ?」
照れながら話す副社長に返事をしようと顔を上げた時だった。
「遥?」
聞き慣れた声の方に視線を向けるとそこにいたのは元カレの智也がいた。
が、私が驚いたのはその隣にいた人物だ。
なんで?なんで……香奈が一緒なの?
「え?」
「結婚はさすがに早いですけどその……お互いの事をもっといるためにお付き合いからじゃだめですか?」
自分でも驚いてる。
あんなにアプローチされても拒んでいたのに……里香子の言うとおり副社長は私の失恋の特効薬なのかもしれないと思った。
すると副社長の顔がほんのりと赤くなるのが分かった。
もしかして照れてるの?
出会ったときから思っていたけど俺様だったかと思えば照れたり、かと思えばドキッとするような言葉をさらっと言っちゃったり……そのギャップに私はさっきからドキドキしっぱなしだ。
「まだ時間いいだろ?」
照れながら話す副社長に返事をしようと顔を上げた時だった。
「遥?」
聞き慣れた声の方に視線を向けるとそこにいたのは元カレの智也がいた。
が、私が驚いたのはその隣にいた人物だ。
なんで?なんで……香奈が一緒なの?