高校生の私と猫。

呼び名

私はウキウキしながら自転車を押していた。


「電灯さん!」


チカッ

――やぁ。どうした?


「あのね!上手くいったの!的中率すごいよ!今日なんてほぼ100%!」


チカッチカッ

――すごい!良かったね!


「電灯さんのおかげだよー」


チカチカ

――違うよ。頑張っていたからだよ


「ありがとう!また、お話聞いてね!」


チカッ

――うん、もちろん

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