高校生の私と猫。
透明な猫
友だちのN子の家に行ったときのこと。


その日は、夏祭りに行く約束をしていた。

『ごめん〜今から着替える!!ちょっとTV見て待ってて〜』

私はリビングで待つことになった。
N子の家には何度も遊びに来ていて、家族とも仲良くしている。
すると、N子のお母さんが台所から出てきた。

『あら、はなちゃんこんばんは♪N子は?』
「部屋に…」
『もう〜ごめんね!ソファに座ってTVでも見てて〜』

「はーい」


お母さんも自分の部屋に行ったので、
私はリビングでTVをつけた。

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