【短】大阪らばーず


「ちょ、ほんまに待って…心臓痛た過ぎて、しんど…」

「え?!大丈夫ー?!」

「もー…悠希ちゃんのせいやん。責任取って」

「責任?」

「そ…もう我慢出来ひん…」

「りゅ、んんん…」

「好き過ぎて、死ぬわ…ほんまに」

「それはこっちの台詞だよ〜」


くしゃり


髪を撫でられる。
何時の間にか、真正面から抱き締められてて。


「流星が、大阪行ってる時とか…寂しいから、こうやって一緒にいられると、幸せ過ぎて心臓止まりそうなんだよ?」


確かに、俺の仕事の拠点は関西が中心。
それでも、大分東京での仕事が増えてきてんけど。



「寂しい思いさせてごめんな?」

「…いいよ。今、流星が傍にいてくれるから、許してあげる。でーも!」

「でも?」

「やっぱり、早く二人きりになりたいなー?」


じっと見つめられて、目眩がする。
ほんと、もうお手上げです。


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