混 迷

···羚


二日間、雛と付き合った。

あれでストーカーが
去ったのかわからないが

目が覚めたら
雛は、いなかった。

二人で酒を飲んだのは
少し覚えているが・・
雛がベットに寝かせてくれたのかな
上半身裸だったが
気にすることもなかった。

携帯をリビングに
取りに行く

あっ、ラインだ。
咲空だ。

開いてみる・・・・
《 さようなら 》・・・?
・・・・・・・・なぜ?
・・・・・・・なに?

その日、なんどもラインした
電話もかけた。
だが・・・・
咲空から連絡はなく

途中、電池がないのか
電源がoffになった。

俺は、急いで
咲空の家に行ったが
佳子さんもいないのか
応答はなかった。
(佳子は、翻訳の仕事で海外に行っていた)

しばらく待つが
誰も帰って来ないので
一度、マンションに帰った。
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