【完】恋歌

ずっと…ハンターとして生きて行く事に悩み苦しんでいた…。

けれど、見付けてしまった以上、迷う事はない。



仕留めてしまえばいい…。
この手で終わらせてしまえば…。



「早く…早くしなければ…」


そう、早口で呟き、闇に溶け出した街の真ん中に立ち尽くしていた。

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