合コン中毒



うっそぉ……。

合コン嫌いじゃないの?!

リクくんも私に気づいて、目を大きく見開く。


リクくんは私の向かいに座ると、さっそく話しかけてきた。

「2日連続で合コン?忙しいねぇ。」

「別に。」

ん?

リクくんってこんなキャラだったっけ?

リクくんは混乱気味な私の様子を見て

「俺、人見知りなんだ」

と教えてくれた。

何だかリクくんの硬いバリアがなくなった気がした。

「で、そんなに彼氏出来ないんだ。かわいそうに。」

バリアがなくなったリクくんは、どSだった。
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