社長は今日も私にだけ意地悪。
「じゃあ他の有名アーティストに代打をさせろっていうのか⁉︎ そんなことしたら世間は炎上し、代打を決めた俺にも矛先が向くだろうが!
でも、無名の新人が代打なら、世間の怒りの矛先は本人達にしか向かない! 無名を庇う奴は誰もいないからな!」
酷い……番組のことを考えてのことならまだしも、自分のことしか考えてないじゃない。気性が荒いとのことだったけれど、それ以前の問題だ。
近くにいたスタッフ達も「VTRを流すとか、もしくは他のアーティスト達に質問をして時間を稼いではどうですか?」と城田さんに言ってくれるけれど、彼は聞く耳を持たず、
「VTRなんか用意してる時間ねえし、質問なんか場が白けるだけだ! 天下のミュージックインホームだぞ! アーティストが歌ってなんぼなんだよ!」
と叫ぶように言う。
それでもやっぱり……と突っぱねる私を、城田さんはぎろりと睨み付ける。そして突然、私の胸倉を掴んできた。
「きゃっ⁉︎」
これには、私だけでなく周囲のスタッフ達も驚く。
しかし城田さん本人はそれを気にする様子もなく、
「逆らうなら、お前の会社の所属アーティストは二度とこの番組には出さないぞ!」
と言ってきた。
でも、無名の新人が代打なら、世間の怒りの矛先は本人達にしか向かない! 無名を庇う奴は誰もいないからな!」
酷い……番組のことを考えてのことならまだしも、自分のことしか考えてないじゃない。気性が荒いとのことだったけれど、それ以前の問題だ。
近くにいたスタッフ達も「VTRを流すとか、もしくは他のアーティスト達に質問をして時間を稼いではどうですか?」と城田さんに言ってくれるけれど、彼は聞く耳を持たず、
「VTRなんか用意してる時間ねえし、質問なんか場が白けるだけだ! 天下のミュージックインホームだぞ! アーティストが歌ってなんぼなんだよ!」
と叫ぶように言う。
それでもやっぱり……と突っぱねる私を、城田さんはぎろりと睨み付ける。そして突然、私の胸倉を掴んできた。
「きゃっ⁉︎」
これには、私だけでなく周囲のスタッフ達も驚く。
しかし城田さん本人はそれを気にする様子もなく、
「逆らうなら、お前の会社の所属アーティストは二度とこの番組には出さないぞ!」
と言ってきた。