社長は今日も私にだけ意地悪。
「かっこいい……」

隣にいた女性スタッフが、思わずといった様子でそんな独り言を呟く。
彼女の方を見ると、私と目が合い「すみません、つい」と恥ずかしそうに、そして楽しそうに笑った。


そして。


「あ……」

ぽつり、ぽつりとーー会場にペンライトの光が灯っていく。


一つ一つの光が徐々に輝き出すその様子はまるでーー流れ星のよう。
< 126 / 154 >

この作品をシェア

pagetop