キミはずっと、かけがえない人
「いい加減にしろよ。彼女って何?アンタと付き合った覚えも、ヤった覚えもねぇけど。ちょっと優しくしたら勘違いした訳?」
彼は彼で、冷たく言い放つ。
女にフラフラしていたのに、今ではこんなんなのだろうか。
いくらなんでも、可哀想な気もするけど。
だけど、図星だったのか、黙り込んでしまった。
「じゃあ、俺らも解散な」
「時間の無駄だったかぁー」
「お前ら、どうしてこの女といたんだ?」
「佑哉と付き合っているなんて言うから、どういうことだって問い詰めようと」
「佑哉の状況から言って、あり得ないとは思ったけどな」
そんな話しを男たちがしていると、彼女は居づらくなったのか、逃げるように去っていく。
「あの女、金払わずに帰りやがった」
「あとで請求しよう。兄さんの方に言えば、払ってくれるでしょ」
「それにしても、まさか川崎さんといるとはなー。
久しぶりだね」
「お久しぶりです……」