キミはずっと、かけがえない人



ぽっちゃりな私が男物を着ても、着れないかと思ってた。

ましてや、彼は細いし。

そんなダボダボなものを着ている訳でもない。

やっぱり、男は違うんだな。



「って、何してんの?」



考えている間に、私の体を隠していた布団が剥ぎ取られていた。

そして、軽くキスされて、そこで我に返った。



「言ったじゃん、ヤろうって。そんな格好したままの亜依が悪い」

「じゃあ、着替えるから。どいて」

「もう遅い」

「ちょっ……」



私の抗議は聞き入れてもらえなかった。

朝からとかは、もうお構いなしだ。

昨日散々ヤったとかも関係ない。

相変わらず、午前中は離してもらえなかった。

まぁ、今では私が止められる訳がないんだけど。

彼は、それを分かってやっているんじゃないかって思ってしまう。

私の態度は、以前と変わらないはずなんだけど。




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