キミはずっと、かけがえない人



ある程度食べたところで、彼が切り出す。

そして、小箱を差し出す。

えっ……コレってこういう場面でよく見るアレ?

イヤ、でも、何で?



「プレゼント、その2。とはいえ、かなり本気入ってる。それを拒否されたら、立ち直れないな」

「え……何で?」

「何も言わなかったから信用されないかもしれないけど、俺はずっと亜依が好きだよ」

「……え?は?イヤ、嘘だよね?」

「イヤ、本気だよ」

「何でっ?ずっとって何⁉先に捨てたのはそっちだよね⁉」



思わず立ち上がってしまう。

だって、おかしいんだもん。

ずっとな訳ないじゃん。



「うん、そう言うよな。とりあえず、落ち着いて座って。ちゃんと話すから」



そう言われて、とりあえず座る。

立ったせいで、少し注目を浴びていたけど、気にするほどじゃない。

それよりも、彼の言葉が気になるから。




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