キミはずっと、かけがえない人



狼狽える私をよそに、私を抱えたまま歩き出して、ベッドの上に下ろされる。



「え……何で。まさか……」



嫌な予感ばかりが当たるものだ。

1度のぼりつめたとか、もう関係ない。

その後、ベッドの上で何度も何度もされたのだ。



「信じられない……」



彼が一通り満足したあとに、ようやく落ち着けた。

でも、飲み会のあとの出来事。

しかも、明日は普通に仕事。

イヤ、もう日が変わっているから今日か。

早く寝たかったのに。

今では、指一つさえも動かせない。



「亜依が自覚しないからだよ」

「だから、何を?」

「俺に愛されてるって自覚」

「……え?」



この人は、真顔で何を言っているのだろうと思った。




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