キミはずっと、かけがえない人



にっこり笑って言われるけど、全然笑えないからーっ。



「ひ、久しぶりなんだから、労るとかないの?」

「んー、なかった。亜依がいけないんだ、よすぎるから」

「イヤ、私のせいじゃないしっ。待ってよっ」



色々言って止めようとするけど、話しながらも手は止まらない。



「もう黙って。やめるのとか無理だから」

「んっ……やぁ…………っ」



結局その後、朝まで離してもらえなかった。

既成事実とか言われていたけど、ちゃんと避妊はしてくれた。

でも、ゴムなんて用意しているんだから、ヤる気はずっとあったのだろう。

あとは、いつ持ち込むかだけだったのだろう。


朝になって離してくれたと言っても、ただヤらなかっただけ。

ベッドで抱き締められたままだったから、完全に離してもらった訳じゃない。

休みなのに何も出来ず、午前中は抱き締められながら眠っていた。




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