キミはずっと、かけがえない人



言うだけ言ってみるけど、聞き入れてはくれない。

確かに毎回のことだけど、やめてくれたっていいじゃん。


そう思うけど、すでに反論出来る状況ではなくなっていた。

何度も体を重ねているため、私の弱いところなんて分かりきっている。

こんなはずじゃなかったのにと何度も思うけど、どうしようもない。

なかったことには出来ないんだから。



「ああっ」



急に中心に触れられて、思わず声が漏れてしまった。



「相変わらず、感度いいよなぁ」



満足しながら触れられているそこは、自分でも分かるぐらい潤っていた。



「あっ、待って……っ。やっ…………ひゃんっ」



上り詰めそうになったとたん、指の感触がなくなった。



「物欲しそうな顔してる」



笑いながら言われるけど、ツライ状況なのは理解してる。




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