エリート社長の許嫁 ~甘くとろける愛の日々~
翔さんは実際に手に取り、照明の下で光沢を確認したり、布を丸めてシワの入り具合をチェックしたりして、満足そうに微笑む。
「ですが社長。納入価格が少々お高いかと」
稲田さんが助言をすると、翔さんは価格一覧を手に取り目を落とした。
「弊社はこの価格でお願いしたいと思っております。この価格だけの品質は保証いたします」
私はすかさず口を挟んだ。
こうして価格を下げる交渉をされるのは常だ。
けれども、翔さんに絶対に下げるなというアドバイスをもらってから、一度も下げたことはないし、それでも品質のよさを理解してくれる会社からは受注が取れて、追加の注文も入るようになっている。
「稲田。この価格で商品化するとなると、ブラウスはいくらくらいになる?」
「そうですね」
稲田さんは即座に電卓をはじき始めた。
彼女は物言いは厳しいが、すこぶるできる人だ。
翔さんの右腕のような人だとわかる。
「ですが社長。納入価格が少々お高いかと」
稲田さんが助言をすると、翔さんは価格一覧を手に取り目を落とした。
「弊社はこの価格でお願いしたいと思っております。この価格だけの品質は保証いたします」
私はすかさず口を挟んだ。
こうして価格を下げる交渉をされるのは常だ。
けれども、翔さんに絶対に下げるなというアドバイスをもらってから、一度も下げたことはないし、それでも品質のよさを理解してくれる会社からは受注が取れて、追加の注文も入るようになっている。
「稲田。この価格で商品化するとなると、ブラウスはいくらくらいになる?」
「そうですね」
稲田さんは即座に電卓をはじき始めた。
彼女は物言いは厳しいが、すこぶるできる人だ。
翔さんの右腕のような人だとわかる。