エリート社長の許嫁 ~甘くとろける愛の日々~
女性の魅力を最大限まで引き出すことで評判が高いブランピュールの洋服は、こういうインスピレーションから作られているのだろうか。

だけど、まさか私がそれを掻き立てているなんて、ありえない。


「でも、これは本当に素敵」


スタイルが抜群だなんてとても言えない私に触れてみてパターンを変えたなんて信じられないくらいきれいなシルエットだ。

戸惑いながらも、着てみたいという衝動が私を襲う。


それから十分。


「砂羽、そろそろ開けていい?」
「はい」


彼のベッドルームには大きな鏡が置いてある。
そこに映った自分をボーッと眺めていた。


「やっぱり、俺の見立てたとおりだ。胸から腰にかけてのラインは、最高だ」


彼は部屋の入り口で立ち止まり、私をうっとりとした目で見つめる。
その焦げそうなほどの熱い視線にタジタジとなってしまい、呼吸が苦しくなる。
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