エリート社長の許嫁 ~甘くとろける愛の日々~
そんなに疎遠になっているとは、驚いた。
そういえば、彼のお父さまの話は一度も聞いたことがない。
「あっさりとした面会になると思う。だけど、砂羽がどうとかっていうわけじゃないから。俺がひとりで行っても、そんな対応なんだ。気に障るようなことがあったらごめんな」
「大丈夫です。翔さんがいてくれるから」
深い家庭の事情はわからない。
翔さんが私を求めてくれるならついていくだけ。
そう口にすると、赤信号でブレーキを踏んだ彼は私に視線を向けた。
そして左手を伸ばしてきて、私の膝の上の手を握る。
「そんなことを言うと、キス、したくなるだろ」
「えっ……」
「砂羽がかわいくてたまらないよ」
彼の薄い唇から紡ぎ出される言葉に翻弄されてしまいうつむくと、信号が青になり彼は再びアクセルを踏む。
「絶対に離さない。砂羽は俺だけのものだ」
ハンドルを巧みに操りながらまっすぐ前を見据え、独占欲をあらわにする彼を見て、ますます胸の鼓動が高まっていく。
そういえば、彼のお父さまの話は一度も聞いたことがない。
「あっさりとした面会になると思う。だけど、砂羽がどうとかっていうわけじゃないから。俺がひとりで行っても、そんな対応なんだ。気に障るようなことがあったらごめんな」
「大丈夫です。翔さんがいてくれるから」
深い家庭の事情はわからない。
翔さんが私を求めてくれるならついていくだけ。
そう口にすると、赤信号でブレーキを踏んだ彼は私に視線を向けた。
そして左手を伸ばしてきて、私の膝の上の手を握る。
「そんなことを言うと、キス、したくなるだろ」
「えっ……」
「砂羽がかわいくてたまらないよ」
彼の薄い唇から紡ぎ出される言葉に翻弄されてしまいうつむくと、信号が青になり彼は再びアクセルを踏む。
「絶対に離さない。砂羽は俺だけのものだ」
ハンドルを巧みに操りながらまっすぐ前を見据え、独占欲をあらわにする彼を見て、ますます胸の鼓動が高まっていく。