エリート社長の許嫁 ~甘くとろける愛の日々~
「頑張れ、私」
スーッと息を吸い込み、覚悟を決めてから会場の中へと入った。
着物姿の人が他にはいないからか、一瞬にして注目を集めてしまう。
たじろいだものの、これでいいと思いなおす。
とにかく峰岸織物を知ってもらわなくては。
おどおどしていては商談もまとまらない。
立食式で交流を深める今日は、自分から積極的に売り込むチャンスだ。
すぐに司会の人が出てきて、パーティは始まった。
「失礼します。私、峰岸織物の峰岸と申します」
思いきって自分から話しかける。
この人は、ウエディングドレスを手掛ける会社の社長さんだ。
以前は取引があったが、途絶えている。
「あぁ、峰岸さんの娘さん?」
貫禄のある社長は、一瞬眉をひそめたがすぐに笑顔を作った。
「はい。父がお世話になっておりました。父は亡くなりましたが、峰岸のシルクの品質は保っております。是非、またご検討を——」
スーッと息を吸い込み、覚悟を決めてから会場の中へと入った。
着物姿の人が他にはいないからか、一瞬にして注目を集めてしまう。
たじろいだものの、これでいいと思いなおす。
とにかく峰岸織物を知ってもらわなくては。
おどおどしていては商談もまとまらない。
立食式で交流を深める今日は、自分から積極的に売り込むチャンスだ。
すぐに司会の人が出てきて、パーティは始まった。
「失礼します。私、峰岸織物の峰岸と申します」
思いきって自分から話しかける。
この人は、ウエディングドレスを手掛ける会社の社長さんだ。
以前は取引があったが、途絶えている。
「あぁ、峰岸さんの娘さん?」
貫禄のある社長は、一瞬眉をひそめたがすぐに笑顔を作った。
「はい。父がお世話になっておりました。父は亡くなりましたが、峰岸のシルクの品質は保っております。是非、またご検討を——」