エリート社長の許嫁 ~甘くとろける愛の日々~
「私、翔さんに、裏切られちゃったかも……」
「どういうこと?」
それから奈央に今日あったことと、私が推測したことをすべて話してしまった。
「お兄さんがその銀行に勤めているって、知らなかったんだ」
「うん。誤解されると困るから言わなかったって」
私がそのままを伝えると、彼女は腕を組み考えだした。
「話を聞いたところでは、砂羽が裏切られたかもしれないって考えるのも無理はない気がするの。最初からお兄さんと手を組んでいて、ひと芝居うって峰岸織物を手に入れようとしていたとしたら……」
奈央も私と同じ考えに至ったことで、ますます不安になる。
「でもさ」
彼女は私の目を見て、ニコッと笑った。
この重い空気にそぐわない笑顔を不思議に感じる。
「一ノ瀬さん、砂羽の会社にあれこれ指示出してくるの?」
「ううん。困ったときはこちらから聞けば、いろいろ調べてアドバイスをくれるの。でもそれはブランピュールとはまったく関係がない事柄ばかりで……」
「どういうこと?」
それから奈央に今日あったことと、私が推測したことをすべて話してしまった。
「お兄さんがその銀行に勤めているって、知らなかったんだ」
「うん。誤解されると困るから言わなかったって」
私がそのままを伝えると、彼女は腕を組み考えだした。
「話を聞いたところでは、砂羽が裏切られたかもしれないって考えるのも無理はない気がするの。最初からお兄さんと手を組んでいて、ひと芝居うって峰岸織物を手に入れようとしていたとしたら……」
奈央も私と同じ考えに至ったことで、ますます不安になる。
「でもさ」
彼女は私の目を見て、ニコッと笑った。
この重い空気にそぐわない笑顔を不思議に感じる。
「一ノ瀬さん、砂羽の会社にあれこれ指示出してくるの?」
「ううん。困ったときはこちらから聞けば、いろいろ調べてアドバイスをくれるの。でもそれはブランピュールとはまったく関係がない事柄ばかりで……」