エリート社長の許嫁 ~甘くとろける愛の日々~
「砂羽の友達の仮谷です。砂羽からケンカしちゃったことは聞きました」
奈央は『ケンカ』とわざと言ってくれたような気がする。
さっきの出来事はあくまでただの“ケンカ”で、亀裂がこれ以上広がらないように。
「砂羽は一緒にいます。今晩は泊まってもらいますね。ちょっと頭を冷やす時間があったほうがいいかな、なんて」
彼女はそう言ったあと、翔さんの返事にうなずいている。
なにを話しているんだろう。
「わかりました。伝えておきます。あっ、この前いただいたスカート、すごくかわいくて。ありがとうございました。宿泊料はブラウス辺りで。ふふ」
奈央ったら、本当におねだりしてる。
「それでは」
奈央は電話を切ると、私をじっと見つめる。
「な、なに?」
「心配なさそうだなー。一ノ瀬さん、『ずっと待ってると伝えてください』だってさ。いいな、砂羽は。うちの彼はそんなにストレートに愛情表現してくれないもん」
奈央は『ケンカ』とわざと言ってくれたような気がする。
さっきの出来事はあくまでただの“ケンカ”で、亀裂がこれ以上広がらないように。
「砂羽は一緒にいます。今晩は泊まってもらいますね。ちょっと頭を冷やす時間があったほうがいいかな、なんて」
彼女はそう言ったあと、翔さんの返事にうなずいている。
なにを話しているんだろう。
「わかりました。伝えておきます。あっ、この前いただいたスカート、すごくかわいくて。ありがとうございました。宿泊料はブラウス辺りで。ふふ」
奈央ったら、本当におねだりしてる。
「それでは」
奈央は電話を切ると、私をじっと見つめる。
「な、なに?」
「心配なさそうだなー。一ノ瀬さん、『ずっと待ってると伝えてください』だってさ。いいな、砂羽は。うちの彼はそんなにストレートに愛情表現してくれないもん」