エリート社長の許嫁 ~甘くとろける愛の日々~
彼の口から飛び出してくるのは、私たち峰岸織物の人間としては最高にありがたい言葉だ。
しかし、そんな大役をできるはずがない。
「伝えるって……」
「大丈夫。砂羽はこれを着て登場してくれるだけでいい。着物を身に付けるときの表情がいつもと全然違ってるのに気づいてる?」
「私?」
気にしたこともないけど、違っているのだろうか。
「うん。峰岸織物の作った作品に自信があるんだなと伝わってくる。凛々しくて自信たっぷりで……それでいて奥ゆかしくて。あぁ、この着物は砂羽に着られて幸せだろうなと思うほどだ」
翔さんは顔をほころばせる。
「いえっ……」
「もちろん、広報が読み上げる紹介文には、峰岸織物の素晴らしさをたっぷり詰め込んである。俺が原稿を書いたんだ」
それまた驚いた。
そんなことは社長やデザイナーの仕事ではないだろうに。
しかし、そんな大役をできるはずがない。
「伝えるって……」
「大丈夫。砂羽はこれを着て登場してくれるだけでいい。着物を身に付けるときの表情がいつもと全然違ってるのに気づいてる?」
「私?」
気にしたこともないけど、違っているのだろうか。
「うん。峰岸織物の作った作品に自信があるんだなと伝わってくる。凛々しくて自信たっぷりで……それでいて奥ゆかしくて。あぁ、この着物は砂羽に着られて幸せだろうなと思うほどだ」
翔さんは顔をほころばせる。
「いえっ……」
「もちろん、広報が読み上げる紹介文には、峰岸織物の素晴らしさをたっぷり詰め込んである。俺が原稿を書いたんだ」
それまた驚いた。
そんなことは社長やデザイナーの仕事ではないだろうに。