エリート社長の許嫁 ~甘くとろける愛の日々~
「あっ、お仕事の部屋のドアが少し開いていたので、覗いてしまいました。すみません」
「構わないけど、散らかってたよね」
彼はクスクス笑う。
「ご自分でも洋服を作られるんですね」
「そうだね、試作品は。作ってみて、動きが妨げられないかどうかの確認もしたいし、実物があったほうが改善点も見つかる」
つまり、ここは自宅であるのと同時にブランピュールの大切な拠点のひとつでもあるのだろう。
だけど、デザイン画を描く時間が欲しいなら、私は早くおいとましたほうがいい。
それに気づき、慌てて席を立った。
「すぐに片付けますね。どうか私のことは気にせず、デザインしてください。食器を洗ったら帰ります」
お皿に手を伸ばしながら言うと、彼がその手を不意に握るので、目が真ん丸になる。
「もしかして、邪魔かもしれないと思ってる?」
「えっ……。はい」
正直に返事をすると、彼は小さなため息をつく。
「構わないけど、散らかってたよね」
彼はクスクス笑う。
「ご自分でも洋服を作られるんですね」
「そうだね、試作品は。作ってみて、動きが妨げられないかどうかの確認もしたいし、実物があったほうが改善点も見つかる」
つまり、ここは自宅であるのと同時にブランピュールの大切な拠点のひとつでもあるのだろう。
だけど、デザイン画を描く時間が欲しいなら、私は早くおいとましたほうがいい。
それに気づき、慌てて席を立った。
「すぐに片付けますね。どうか私のことは気にせず、デザインしてください。食器を洗ったら帰ります」
お皿に手を伸ばしながら言うと、彼がその手を不意に握るので、目が真ん丸になる。
「もしかして、邪魔かもしれないと思ってる?」
「えっ……。はい」
正直に返事をすると、彼は小さなため息をつく。