愛人契約
車を降りると、とても豪華なホテルの入り口が、広がっていた。

「うわぁ……」

「気に入ったかい?」

本田さんは、私を見降ろしてくれた。


ドキッとした。

あまりにも、本田さんがキラキラ光っているから。


「行こうか。」

「はい。」

本田さんにエスコートされて、なんだか小さい頃に読んだ、お姫様みたいな気分になった。

会場に入ると、大きなシャンデリアがあって、たくさんの人が着飾ってキラキラしていた。

「本田。」

「ああ、松森か。」

同じ社長さんだろうか、すごい親しそうに話していた。

「そちらは?」

松森さんと言う人が、私を覗く。

「新しい彼女か?」

「そんなものだ。」

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