1人の女子とゆかいな不良たち
雅楽side

結愛ちゃんが出ていった扉を見て、大翔に視線を映した。

陵も楓も考えていることは同じようだった

「大翔」

そう声をかけたのは陵だった

「なんで結愛ちゃんを仲間に入れたんだ?」

「なんで、とは?」

「俺たちは結愛ちゃんを歓迎してるし来てくれて嬉しいと思ってる」

ちらりと陵から向けられた視線に頷く。

「でも、大翔が仲間になれって言ったのは意外だった。それに...」

「なんだ」

「ゆうなちゃんだよ、あの子と同じ...しかも、性格も少し似てる気がするんだ、まさか...」

「陵」

まさかの後に続く言葉は大翔の低い声によって遮られた。
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