俺様社長ときゅん甘同居
互いの気持ちを確かめたあとは、リビングに戻った。

そして、出かける準備をして拓さんの家の近くにあるカフェへと向かった。

終始手を繋ぎ、言葉は無くとも、目線が合えば微笑み合う。
昨日の距離感から更にグッと近づいた。

カフェでは、私はスコーンとミルクティ、拓さんはドーナツとブレンドコーヒー。
ゆっくり食べて飲んで、ちょこちょこと取り留めのない話をしながら夕飯の相談なんてしたりして。
楽しいカフェタイムになった。

スーパーまで散歩すると、その中でも手を離す気は無いみたいで、拓さんがカートを片手で押しながら空いてる手は私と繋ぎっぱなし。
なので、選んだ食材は私がカートのカゴに入れてった。
傍から見たらただのバカップルだ。
いい歳のはずだか、付き合いたてなのでご容赦願いたい。

お会計で手を離す時は
「こっち、掴んでて?」
と離れることを許さず私は財布を持つ腕に手を乗せていた。

どこまでも甘い拓さんは、荷物を片手にまた空いてる方で手を繋ぎ家へと帰ってきた。

今日は肌寒いので、時期的には最後になろうお鍋にした。鶏団子なんかも用意して寄せ鍋だ。
お野菜もたっぷり入れた。

お鍋は二人でキッチンに立って作った。
結婚前提のお付き合いを承諾してからベッタリだ。
でも、それに不快感は無い。
終始、心は和やかだ。
拓さんの隣が心地好くて、しっくりくる。
だから私も離れなかった。
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