極上の愛をキミへ
__コンコンッ__


「失礼します。お呼びでしょうか」

「悪いね、高梨くん。中に」


社長に言われ、ピリピリした会議室へと足を踏み入れる。


「知って居るとは思うが、プロジェクトの発表会の場所が押さえられていない」

「・・・はい」

「そんな状況下で、専務はギリギリまで中止を待ってくれと言っている」

「・・・はい」

「どう思うかね」


どうと、言うのは?

社長の言葉が理解できず、返事が出来ない。


「聞き方を変えよう。今の状況で専務の言葉を信じ、中止を先延ばしにした方が良いかね?」

「社長!いち秘書の彼女に、今回の件を委ねるおつもりですか?!」


社長の言葉に、1人の役員が口を挟む。

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