極上の愛をキミへ
今、男の性格なんてどうでも良い。

聞くこと聞いて、払うもの払って、サッサッと帰ろう。


「ここ、何処ですか?」

「俺の家」


家?

その年で、どんだけ稼いでるんだよ。


「なんで、あたし此処に居るんでしょう?」

「タクシーでキミの家に向かってる途中、キミが寝た。だから"仕方なく"、俺の家に連れてきた」


仕方なく、のところ、今わざと強調しなかった?

なんて、嫌みたらしい男。


「その後、その・・・ヤリました?」

「は?覚えてねぇの?」

「・・・全く」


あたしは、苦笑いを零す。

そんなあたしのことを、軽蔑したような目で男は見る。

し、仕方ないじゃん。

記憶がないんだもの・・・

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