極上の愛をキミへ
・・・止めよう。

休みの日まで、無駄な体力使うの。

たぶん、この人は全てを知っているのだろう。

とりあえず、この人が起きるのを待とう。

ジッと、隣で寝ている男を見る。

この人、どんな顔だったっけ?

男の素性どころか、どんな顔だったかもわからない相手に付いて行くなんて・・・

自分に呆れて、ため息が零れる。


「人の顔見て、ため息とか失礼なんだけど」


えっ?いつから起きてたの?

てか、昨日と態度違わない?!

昨日のこの人は、もっと紳士的な人だった気がするんだけど・・・

あたしの気のせい?


「何?言いたいこと口にしないと、わかんねぇんだけど」

「多重人格?」

「は?」


男は心底バカにしたような瞳で、あたしのことを見てくる。

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