極上の愛をキミへ
偶然、2人の時間があった日。

久しぶりに、吏斗からデートに誘われた。

嬉しくて、前日からそわそわしていたあたしのことなんて、きっと吏斗は知らないよね?

待ち合わせ場所で、吏斗の姿を見つけた時。

それだけで、幸せを感じた。

目が合い、笑顔で手を振る吏斗に素っ気なくしてしまったのは、恥ずかしかったから・・・

傍に来た、あたしの手を慣れたように繋ぐ。


『行こう』


そう言い、あたしの歩幅に合わせ、歩いてくれる吏斗が大好きだった。

久しぶりのデートのせいか、吏斗の1つ1つの気遣いが嬉しくて・・・

あたしは、幸せを嚙み締めていた。

まだ、間に合う。

もっと、もっと、吏斗を大事にしよう。

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