極上の愛をキミへ
あたしは、吏斗が好き。

好きだから、これからもずっと一緒に吏斗の傍に居たい。

そう、あたしは再確認させられた。

だけど、吏斗は違ったんだよね?

最後だって、決めていたから・・・

あたしに、優しくしてくれてたんだよね?

そんな優しさなんて・・・いらないよ。

デートの最後は、いつも吏斗が家まで送ってくれた。

そう、その日も・・・


『結衣、まだ時間ある?』


吏斗の言葉に、あたしは頷く。

そして当時あたしが住んでいたアパートの隣にある公園のベンチに、2人で腰を掛けた。


『今日、誘ってくれてありがとう。楽しかった』


あたしの言葉に、吏斗は切なそうに顔を歪めた。

そんな吏斗を見て、心が締め付けられた。

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