極上の愛をキミへ
『届いたよね?結衣ちゃんにも、手紙』


あたしにもってことは、美沙さんにも届いたのだろうか?

でも、それを確かめる勇気はない。

確かめたところで、ただ惨めになるだけだ。


「美沙さんに、関係ありますか?」

『・・・あるよ。あたしにも届いたから。お願い、結衣ちゃん。会いに行ってあげて』


会いに。って・・・

吏斗はもう、どこにいないじゃん。


『吏斗は生涯、結衣ちゃんを愛してた。あの日、吏斗の最期に一緒にいたのはあたしだったけど・・・でも、最期の最期まで、吏斗の1番は結衣ちゃんだった』


突然の美沙さんの告白に、目頭が熱くなる。


『あたし、とっくの昔に吏斗に振られてるの』


どうして、今更そんなこと・・・

< 220 / 285 >

この作品をシェア

pagetop