「人」拾いました。拾われました。2


















「こんなの私には無理だよ……」




はぁ……、
新作のカタログを見たがら溜息をつく








「見て!佳祐このモデルの人こんなにも細くてスタイルが良くて美人なのよ!?
こんなこと私が出来るわけないでしょ!!?」





何言ってるんだ??



蛍だって心配になるぐらいに痩せてる。
なのに出てるとこで出てるし……⁄(⁄ ⁄•⁄ω⁄•⁄ ⁄)⁄
←寝ている時にやたら押し付けてくる(蛍は無意識です。)





俺がどんなけ我慢してるのか分かってんのか!?






それに蛍は美人って言うより可愛い系の分類なわけだし。






何をそんなに卑屈になってるんだ??










「ほら、このデザインは海外向けのデザインな訳だしスタイルがどうとかって関係ないんじゃないか?
蛍は美人って言うより可愛い系だし。俺はそんな蛍が大好きなんだよ!!
勿論、顔だけではないぞ!!そこは勘違いするなよ。」





って何言ってるんだよ俺!!!!





はずかしすぎるだろ……






「あっ、ありがとう…、」





やばい照れて赤面してる蛍





可愛すぎるんだよ!





俺はそんな蛍を抱きしめた





蛍は顔を俯け俺の中にすっぽりと収まってしまった。





「なぁ……、別に無理して受けなくてもいいんだぞ。」





俺的にはこんな可愛い蛍を誰にも見せたくないわけだが。


蛍がしたいことは何でもさせてやりたい。


若菜はなかなかセンスがあるから若菜がデザインした服を着た姿を見たいをという欲がある。



矛盾してんな俺、













俯けていた顔を上げ



「私、やってみる!
だって、若菜が私にって言ってくださるんだもの!」






「おう!」










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