真心の愛を君に......。 〜 運命の恋は結婚相談所で ~
「優花、ほら、手が止まってるよ?ちゃんと、握って......」
二週間ぶりの彼とのキス。ゆっくりと唇が離されたあと、暫く雲の間を泳いでいるようなフワフワとした感覚に捉われていた私に、彼はフライパンの柄を握らせて、その上から自分の大きな手で私の力無く丸まった手を包み込んだ。
そして、二人でクッキングヒーターの上のフライパンをカタカタと揺すると、彼は私の耳元に唇を寄せて甘い声で褒めてくれた。
「上手だね......」
鼓膜の間近で囁かれた彼の声は籠って、より男っぽさが増していた。
彼が発声した時に、唇から漏れた体温と同じ熱さの吐息に、ソワソワと耳輪を弄られた私は仰け反るように身をよじった。その時、
「あっ」
「あっ」
二人の共同作業で、それまでリズミカルに揺すられていたフライパンから、ポロッと鶏肉が転がり落ちた。
とんだハプニングに、甘ったるい空気が漂っていたキッチンが一瞬にしてカラッとする。
転がった鶏肉を呆然と眺めて、さてこれをどうしようかと考えあぐねていると、彼に濡れた唇で耳たぶを啄ばまれて、私は神妙な面持ちから一気に高揚した女の顔に変えられた。
「っ......っっ」
「かわいい......」
彼は私の頬に指先を当てがい視線を自分に向けさせると、快感に悶えて涙目になっている私に熱い眼差しを注いだ。
「これ好きなの?」
「違っ......」
「じゃあ、もう一回」
「ん......っ、ふぅっ......っ」
彼の愛撫に、従順に反応する自分の身体が恥ずかしい。
恥ずかしいーーけど、やめてほしくない。
「優花のエプロン姿が、あんまり可愛いから、たくさん悪戯したくなる......」
「や......っ、そんなに、いたずらしちゃ......っっ」
広務さんは、”こういう時”すごく意地悪だ。
もっと、意地悪されたい......。
そう思ってしまうのは、本当は意地悪ではない、彼の愛情の証しである、甲斐甲斐しいまでの愛撫に身を委ねたいから。
私が愛欲に従って身を預けるほどに、彼のキスは激しを増して行き、淫乱な舌に掻き回された私の咥内からは、互いの蜜が混ざり合った艶かしい液体が溢れて、とろりと唇を滴っていく。
「んっっ......」
舌先から徐々に身体が甘く痺れて力が抜けていく。
”もう......ダメッ......ッ”
脱力して膝の折れた私が崩れ落ちないように、彼は全身で、しっかりと私を支えてくれて彼の温もりに包囲された私は愛欲よりも尊い安心感で満たされた。
くたりと堕ちた私を彼は後ろから包み込むようにして抱きしめながら、尚も男性的な恍惚感が漂う息づかいを聞かせる。
「ニューヨークにいる間中、すごく優花を抱きたくて、ずっと我慢してた......」
「本当? 浮気してない?」
私は心の中で自分をなじりながら、彼に甘えた。
私の恨み言が、ただの甘えだという事を十分に理解している彼は、私が欲しい答えを的確にくれる。
「俺が抱きたいと思う女は、優花だけだよ......」
頬を赤く染めて涙目の私を彼は愛おしそうに見つめながら再び、甘い蜜で溢れかえっている私の咥内を優しく掻き混ぜた。
「んんっ......っ」
「目を閉じて......。その方が、もっと感じるから」
二週間ぶりの彼とのキス。ゆっくりと唇が離されたあと、暫く雲の間を泳いでいるようなフワフワとした感覚に捉われていた私に、彼はフライパンの柄を握らせて、その上から自分の大きな手で私の力無く丸まった手を包み込んだ。
そして、二人でクッキングヒーターの上のフライパンをカタカタと揺すると、彼は私の耳元に唇を寄せて甘い声で褒めてくれた。
「上手だね......」
鼓膜の間近で囁かれた彼の声は籠って、より男っぽさが増していた。
彼が発声した時に、唇から漏れた体温と同じ熱さの吐息に、ソワソワと耳輪を弄られた私は仰け反るように身をよじった。その時、
「あっ」
「あっ」
二人の共同作業で、それまでリズミカルに揺すられていたフライパンから、ポロッと鶏肉が転がり落ちた。
とんだハプニングに、甘ったるい空気が漂っていたキッチンが一瞬にしてカラッとする。
転がった鶏肉を呆然と眺めて、さてこれをどうしようかと考えあぐねていると、彼に濡れた唇で耳たぶを啄ばまれて、私は神妙な面持ちから一気に高揚した女の顔に変えられた。
「っ......っっ」
「かわいい......」
彼は私の頬に指先を当てがい視線を自分に向けさせると、快感に悶えて涙目になっている私に熱い眼差しを注いだ。
「これ好きなの?」
「違っ......」
「じゃあ、もう一回」
「ん......っ、ふぅっ......っ」
彼の愛撫に、従順に反応する自分の身体が恥ずかしい。
恥ずかしいーーけど、やめてほしくない。
「優花のエプロン姿が、あんまり可愛いから、たくさん悪戯したくなる......」
「や......っ、そんなに、いたずらしちゃ......っっ」
広務さんは、”こういう時”すごく意地悪だ。
もっと、意地悪されたい......。
そう思ってしまうのは、本当は意地悪ではない、彼の愛情の証しである、甲斐甲斐しいまでの愛撫に身を委ねたいから。
私が愛欲に従って身を預けるほどに、彼のキスは激しを増して行き、淫乱な舌に掻き回された私の咥内からは、互いの蜜が混ざり合った艶かしい液体が溢れて、とろりと唇を滴っていく。
「んっっ......」
舌先から徐々に身体が甘く痺れて力が抜けていく。
”もう......ダメッ......ッ”
脱力して膝の折れた私が崩れ落ちないように、彼は全身で、しっかりと私を支えてくれて彼の温もりに包囲された私は愛欲よりも尊い安心感で満たされた。
くたりと堕ちた私を彼は後ろから包み込むようにして抱きしめながら、尚も男性的な恍惚感が漂う息づかいを聞かせる。
「ニューヨークにいる間中、すごく優花を抱きたくて、ずっと我慢してた......」
「本当? 浮気してない?」
私は心の中で自分をなじりながら、彼に甘えた。
私の恨み言が、ただの甘えだという事を十分に理解している彼は、私が欲しい答えを的確にくれる。
「俺が抱きたいと思う女は、優花だけだよ......」
頬を赤く染めて涙目の私を彼は愛おしそうに見つめながら再び、甘い蜜で溢れかえっている私の咥内を優しく掻き混ぜた。
「んんっ......っ」
「目を閉じて......。その方が、もっと感じるから」