先生と双子と幼馴染と。
「ただいま〜」


遅かった……!

玄関にある靴を見て、柚希くんは首を傾げた。


「カナちゃん、誰か来てるの?」

「お、幼馴染が…」

「これ、男の子の靴だよね?」

「そうです」

「幼馴染が来てるなら挨拶しないとだね。どこにいるの?」

「あ、あたしの部屋に…」

「男も!?」

「別にいいでしょ? 幼馴染なんだから」


双子は「よくない!」と声を揃えて、階段を駆け上った。


「待って!」

「カナ!?」

「翔也! ダメって言ったじゃん!」

「え? さっきの……」

「君がカナちゃんの幼馴染!?」


あとで話すつもりだったけど、こんな形になるなんて……
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