先生と双子と幼馴染と。
「またね!」

「バイバーイ」


玄関前で2人と別れて家に入る。

明日は休みだからゆっくりできる!
この前買った漫画の新刊読もうかな。

ベッドに寝転んでいると、いつの間にか本当に眠ってしまっていた。


「カナちゃん!」

「おい! 起きろ!」


ドア越しに聞こえる2人の声と、ドアをノックする音で目を覚ました。

慌てて時計を見ると、18時を回ったところだった。


「起きた?」

「お、起きました!」

「ご飯冷めるから早く」

「うん」


崩れた髪を急いで直して部屋を出た。


「遅い」

「ご、ごめん。あれ? 侑斗さんは?」

「歓迎会だってさ」

「そうなんだ」


だから翔也は部活なかったのか。

先生も大変だなぁ。歓迎会とか気疲れしそう……


「カナちゃん。明日って暇?」

「え?」

「ボクとお買い物に行かない?」

「あ、明日は…」


家から出ない予定だったんだけどな……


「ダメ?」

「いいよ。どこに行くの?」

「GIRASOLEだよ。陽菜ちゃんも誘いたいんだけど…」

「陽菜に聞いてみる」

「ありがとう! 男のほうは誘わないでね?」

「え、あ、うん…」


翔也のこと、本当に嫌いなんだ……


「かずくんも行く?」

「オレは行かない。女の買い物に興味ない」

「そっか。わかった」


和希くん、行かないんだ。
柚希くんと2人きりじゃないし、陽菜もいるから大丈夫だよね?


「……そんな目でオレを見たって絶対に行かないからな」

「なにも言ってない!」

「言ってなくてもわかる。お前はわかりやすいから」

「なんかムカつくんですけど」


陽菜にも言われたけど、私ってそんなにわかりやすいの?
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