愛なき契約婚 ~その長身な遺伝子を私に下さいっ!!~


「す、すみませんっ、、!お疲れの所、運転までさせた挙句にどうでもいい話まで、、、。」




一気に気持ちが沈んで、眉を下げる。


「どうでもよくないだろ。これからもこの仕事に携わっていくんだから知ってて損はしないだろ。もっと聞かせろよ。」








優しい声で見つめられ、鼓動が高鳴る。



「はいっ、、、。実は、思った以上の発注がありまして、納期までに手が足りないそうなんです。それでヘルプの電話がありまして、、、。」

「なんだ、お前そんな事もするのか?」

「はい。身長が伸び悩んでからは暇を見つけてはその縫製場に足を運んでいまして、勉強させて貰いました。なので大人になってからは、度々ヘルプに呼ばれてました。プロの皆さんと比べれば、スピードなんて足元にも及びませんが猫の手くらいにはなるかなと。」







家族はみんなそれぞれ輝ける仕事に就いて、こんな自分は家族の〝ShinonOme〟の為にできる事を必死に探してたどり着いた場所がコレだ。
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