愛なき契約婚 ~その長身な遺伝子を私に下さいっ!!~
切なそうに表情を歪める彼に戸惑いながら答える。
「、、、痕って、、?」
「キスマークだよっ、、、!もしかして気づいてないのか?」
「っ、、、、!」
まさかっ、、、仁が付けたの、、?
そういえば、今日は時間が急に早まってシャワーを浴びる暇も鏡を見る暇もなかった。
それに昨日は、乱暴で力を強くてその時のものだろうか、、、、。
確かに順と恋人だった頃は、キスマークが恥ずかしくて拒否していた。
独占欲の赤い痕。
それを彼が自分に付けるなんて思えない。
ワザと付けた訳じゃないのだろうが、その痕が彼の物だと思うとこんなにも胸が苦しい。